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ききたくない

きこえない
ききたくない
声も音も、会話も、全て
すべてが閉ざされた無音の世界

蓋をして耳を傾けようとしない
耳に音を聞こうとしてしまったら、壊れてしまう
小さく小さく部屋の隅で耳を塞ぐ
剥き出しになる感情を硬く閉じ、叫ぶ声は泣き声だけ
生まれたばかりの赤子のように

きこえない
ききたくない
春が近づくまでもう少し
ずっと冬眠、ずっと惰眠
自らの殻に閉じこもりひたすらに耳を塞ぐ

春までだから、と言い聞かしながら

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