アイのオト

透き通った蒼の空 真っ白な入道雲
遠く見つめる先には 一本の道筋
眩しく 陽に当てられた先は未来への扉

おいでおいでと手招きする影
振り返って見えるは陽によって真伸びた自分の影
眩しすぎて 光の球となった先に見えるは真っ白な世界

大丈夫ダイジョウブと微笑む笑顔
振り向いて見えるは鏡に映った不安な自分の顔
暗すぎて 闇の球となった先に見えるは真っ黒な世界

真実は何処?

手招きも笑顔も
迎入れられるはずの其に足を向ける事が出来ない

此処は何処?

この心にある物が消えていこうとしている
影も笑顔も姿さえ闇から消え去りたくて
小さく蹲っているソレがいる

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大粒の雨

ザァザァと音がする
窓から外を見ても、雨は降っていない
ザァザァと音がする
周りを見渡しても、誰も居る筈ないのに

目を閉じて暗闇に視界を開ける
ザァザァと大粒の雨
大声で泣いているあたし

心にぽっかりと空いた穴
そうだ、大切な大事な幸せの穴が消えてしまったんだ

大丈夫 あたしがいるから
大丈夫 少しずつ埋めていこう?

ザァザァと大粒の涙を流しうずくまるあたしを優しく包み込む


大丈夫 大丈夫
大切な大事な幸せはいっぱい溢れている

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羽根

大丈夫 まだまだ飛べる
今少し休んだら きっと飛べるよ

優しい風が吹き 君を受け入れてくれているのだから

大丈夫 まだまだ進めるよ
今少し歩く速度を緩めたら きっともっと歩けるよ

杖や差し伸べる手は沢山差し出しているのだから

大丈夫 まだまだ飛べるよ
大丈夫 まだまだ歩けるよ

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裏腹

凍える寒さの中、君の帰りを待つ
空からは灰色の綿帽子のような雪が降ってきている

傘持っていった方がいい、って云ったのに
天気予報は当てにならないから、って持たずに走り抜けていった君
君の予報はやっぱり外れて、天気予報が正解で
僕は君の分の傘を持ち、駅で君を待つ

会社からの道中濡れてないかな
寒くしてないかな
ホットドリンクを用意して君の帰りを待つ
寒さで手が悴んで来ているけど、君が心配



来てくれてたんだっ!ごめんね~ありがとう!

ううん。少し待ってたけれど大丈夫。
君の笑顔とはにかんだ顔で僕の心は温かくなるから

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ハート

君が好き
君が好きでした
怒った顔の君も 頑張って働いている姿も 困った顔の君も
君の全てが好きでした

今、君は何をしていますか?
今、君は幸せですか?

僕は君が、世界で一番大好きでした

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さらさら

ほおっと吐き出す息の白さに眩んで
うっかり君との事を思い出す

はしゃぎ回る通学途中の子供達
霜が降りた土を蹴りながら雪道に足跡がついていく
マフラーに顔をうずめ、白い月を見つめながら
またほおっと吐き出す息の白さに、貴方を思い出す

寒いね 冬が近づいてきたね
今年のクリスマスはどうしようか

いろいろ 計画練って
和気藹々と考え楽しんでたあの頃を

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ごめんね

ごめんね
願がずにはいられなかった

ごめんね
云わずにはいられなかった

ココにいる まだココにいる君へ
触れたい気持ちは 僕の中にある

ごめんね
我侭ばかりで

ごめんね
無茶ばかりして

ここにある まだこの部屋にある君の物
君の面影を探さずにはいられない

好きだった とても
愛していた ずっと

ごめんね 好きで
ごめんね 愛してた
もぅ 終わりにするから

ごめんね

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弱音

もういいんだよ
そんな態度をしなくても
もういいんだよ
そんな顔をしなくても

君には君の
僕には君がいるのだから

もういいんだよ
そんな強がらなくても
もういいんだよ
そんな意地を張らなくても

君には君の
僕には君を愛する気持ちがあるのだから

大丈夫
だいじょうぶだから

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黄金色

くるくる散る手のひら
さよならをしているように

はらはらと落ちる銀杏
頬を伝う涙のように

季節が何度訪れても
あの季節が戻ってくる事はない

くるくると踊る葉のように
心弾んだあの笑顔の日々は

もう色褪せる

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月蝕

蒼い闇に翳り始める月
神々しさとは違う 畏怖の想い

見つめる先にあるのは 闇
逃げ惑う者達を誘い 闇へと引きずり落す
もう闇から逃れる事は出来ないのだとあざ笑う

光がある方へ 闇を打ち負かす光がある方へ
もがき苦しみ足掻き狂う

光から闇へ
闇から光へ

半ば同化した闇の体も引き千切り
光ある未来へ進まんとする

光ある方へ
光ある方へ
たとえその先に真っ白な世界があろうとも

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